津幡町かほく市の住宅会社【津幡木材(株)】公式ブログです。

おはようございます。
まことです。

丈夫な建物を建てるには
その下の地盤も丈夫にしなければいけません[snow]

今日は地盤改良（柱状改良工事）のお話をします。
（井上の荘モデルハウスです）


まず、建物の位置を出し

地盤調査をおこないます。



地盤調査はスウェーデン式サウンディング試験という
調査方法で行っております。

先端がドリル状の1mのパイプを使用します。



このような専用機械にドリルを取付け

重さを加えながら回転させて
地面に潜らせていきます。

1mのパイプを何本も繋ぎ合わせて
住宅に適している固い地盤の層を調査します。



調査が終わり、次は地盤改良工事のほうに移ります。

調査結果により
ここは　柱状改良という地盤改良の
方法が適用されました。



この工法は主に1.5mを超える
改良が必要な場合（ここは4.5mでした）に選択される工法です。

このような専用の重機が使用されます。

柱状改良とは
地面の中に600φの大きさのコンクリートの柱を碁盤の目のように
何本も作る工法です。




コンクリートの杭を打ち込むのではなく、

上は地面の中でコンクリートの杭を作る工法です。

セメントの入った袋です。

1ｔ　の重さがあるそうです。



セメント、土、水、の3つのコンクリートを作るために必要な材料が
ドリルによって　地面の中で混ぜ合わさっていきます。



最後は基礎の下になる高さに杭の上部の
高さをそろえます。



3日以上経過すると　こんなに大型のバックホウでも
杭の頭を調整出来なくなる程の
強度が出てしまいますので　コンクリートが固まる前に　おこないます。

完全な強度が出るのはコンクリートと同じで
4週間かかります。




当社ではこの時　コンクリートのサンプルを3本取り
試験場にてコンクリートの強度が出ているか確かめております。

このように【地盤調査】、【地盤改良】のお話でした[cake]
長文失礼しました。


金沢の住宅会社 津幡木材のホームページです。 https://tz55.jp/